「8cco」(ハッコ)は「醗酵で遊ぶ」がコンセプトのブランド。薬膳スパイスにこだわったクラフトコーラは数々のメディアで取り上げられるなど、昨今盛り上がりを見せているクラフトコーラ市場において一定の存在感を見せています。
コンセプト開発からネーミング、ビジュアルアイデンティティの構築など、ブランド立ち上げを包括的にサポートしました。
CHAPTER 1
「醗酵」を個性的な切り口で表現したネーミング。
醗酵ブランドの表現を調べると、女性らしい柔らかい表現や和風のものが多いことがわかり、それらの表現に近しいものから離れたものまで様々なネーミングを検討しました。そして、ブランドの基本的姿勢、「発酵という知恵を別の切り口で見直し可能性を追及する」を元にネーミングが決定しました。ここでは「醗酵」という文字列を数字とアルファベットで「8cco」(ハッコ)と表現し、その個性を短い文字列に込めました。
CHAPTER 2
「醗酵」の妖精、のようなロゴ。
「8cco」という文字をじっと見つめていると、「8」が「ハッコ」と言っているように見えてきました。そこで「8」をキャラクターとして捉え、醗酵という過程で重要な役割を果たす微生物の姿と重ね合わせました。「8」のネガティブスペースである円の形を調整したところ、何かしら言葉を発しているように見えますし、驚いているようにも見えます。
CHAPTER 3
人形にしよう。
キービジュアル撮影のために、「8」を人形にするアイデアを提案しました。予算をあまりかけないで様々な表現の「8」人形を作るため、試行錯誤を繰り返しました。一つ一つ手作りで40体ほど制作しました。